2018年01月20日
私の中の鷺娘。
日本舞踊の演目の一つに
【鷺娘】というものがあります。
一度は踊ってみたい演目と言われるほど
内容も素晴らしいし、
衣装もこれまた豪華。
全部で5回は衣装が変わります。
それが私の名披露目となりました。
【鷺娘】さぎむすめ

しんしんと降りしきる雪の中、
白無垢姿の娘が傘を差し、
たたずんでいる。
あれは幽霊か、
はたまた鷺の化身か。
思い出すのは楽しい恋の思い出。
愛しいあの人を想い、
逢瀬に恥じらう町娘。
須磨の海辺で潮を汲むよりも、
あの人の心を掴むのは難しい。
恋に悩んだ苦しさゆえか、
鳥という畜生ゆえなのか、
地獄の責め苦を味わい、
狂いに狂う。
恋の苦しさに狂乱しながら演じ、
幕が下ります。
とても切ない悲しい恋物語。
3月25日 日曜日
由布市挾間町の未来館にて
『花柳流 忍瑳峨会』があります
私ともう1人の名取披露があり、餅まきもあり♪
鷺娘は、30分と長いのですが、
衣装の引き抜きが2回あり、
最後は狂いもあるので、
見応えありです。
観に来てくれたら嬉しいです!
チケットご購入いただけたら幸いです!
未来館に、花道もできるんですよ。

娘は【羽根の禿】はねのかむろで、
可愛らしい禿ちゃんになります♡
かつらも化粧も衣装もあり、本式の舞台。
ぜひ日本舞踊の世界を体感してほしいです。
私の中の鷺娘は
人魚姫みたいなイメージ。
きっと助けてくれた男性に恋心を寄せ
町娘に化けて逢瀬する。
でも鳥は鳥。
人間から追われる身になり
矢が刺さる。
そこから美しかった娘は
鷺の本性をあらわしながら
髪を振り乱し狂い出す。
でも男性を呪うことはせず、
自ら地獄の責め苦を味わうんじゃないかな。
そんな風に思っています。
あと2ヶ月!
自分の鷺娘を完成させたいと思います!!